このブログは男性向けの記事が多いので読んでくれた方は男性が多いと思いますが・・・。
男性の方々、「戌(いぬ)の日の安産祈願」、「帯祝い」、「戌の日」って知ってますか?
自分は、最初妻に言われるまで恥ずかしながら聞いたこともありませんでした!

もうすぐ戌の日だよ。予約取らなきゃね。

は?犬?ソラ(妻の実家の飼い犬)の誕生日?

・・・・・
戌の日が何なのか訳が分からないので、最初聞いたとき、妻の実家の飼い犬の誕生日か、買い始めた日なのかと思いましたからね。
「戌の日の安産祈願」は、妊娠5ヶ月目に行う安産祈願のことです。
最初の娘の妊娠の時は恥ずかしながらほぼ無知識で、神社で安産祈願に参加しましたが、流石に2回目(息子)の時は自分なりに勉強をして参加しました!
でも、大多数の男性にとっては父親の自覚というのは実際に子どもが産まれてから芽生えてくるものではないかと思います(自分だけ??)
そんな大多数の男性、そして自分のために「戌の日の安産祈願」、「帯祝い」、「戌の日」について記事を書こうと思います!
「戌の日の安産祈願」ってなに?

「戌の日の安産祈願」、「戌の日」、「帯祝い」というように呼ばれていますが、自分の周りでは「戌の日の安産祈願」と言うことが多いので、このブログでは一般的に「戌の日の安産祈願」と書きます。
「戌の日の安産祈願」は、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産をお祈りする儀式のことです。
いわゆる、安産祈願ですね。
なぜ、妊娠5ヶ月目の「戌の日」に安産祈願をするのかというと、
「戌の日」は、十二支の11番目にあたる、12日に一度めぐってくる日のことです。
たくさんの子どもを産み、お産の軽い犬は、昔から安産の守り神として人々に愛されてきました。
それにあやかって、12日に一度訪れる戌の日に、妊婦さんと赤ちゃんの無事を願って、安産祈願を行うようになったと言われています。
特に大安に祈願を行うとなお良いですね!
なぜ帯祝いというの?

「戌の日」といわれる由来は説明しましたが、
「帯祝い」とはなんなのでしょうか?
戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産祈願のお参りをするため、「帯祝い」ともいわれています。
なので、「戌の日の安産祈願」は、
妊娠5ヶ月の戌の日に、腹帯をして神社で安産祈願をするものといえます。
腹帯ってなに?
腹帯とは、さらしの布の帯のことで、岩田帯ともいわれます。
腹帯には、2つの効果があるといわれています。
①大きくなったお腹が動かないように固定されて楽になるます。腹帯をつけると、身体のバランスがうまく取れ、お腹の赤ちゃんへの衝撃を和らげることができます。
②おなかの冷えを予防できるます。妊娠中の身体は、部位によって温度差が生じてしまうため、下半身(お腹周り)だけが冷えている場合も少なくないのです。
腹帯のほかにも、伸縮性のある筒状の帯でおなかをすっぽりと包み込む妊婦帯、サイズ調整ができて、おなかとおしりを下から支えるマタニティガードルなどがあります。
腹帯いつ、誰が買うの?
腹帯はいつ購入しても大丈夫です。
腹帯は、昔は妊婦さんの実家から送られることが多かったようですが、現在は特に決まりごとはなく、自分で購入したり、「帯祝い」を行う神社で用意していただける場合もあるので、事前に神社に確認をしましょう。
出産後にお祝いで使った腹帯はどうするか?
腹帯は大変おめでたい物なので、赤ちゃんの肌着や、次の妊娠の時の洗濯替えに使いましょう。
ただし、おむつや雑巾など粗末になるようなものに使ってはいけません。お守りと一緒に神社に持って行くと持って行くと、お焚き上げしてもらえます。
安産祈願のお参りどのように行うのか?

「戌の日の安産祈願」の由来、どのタイミングで行えばいいのかは書きましたが、実際にどこで、誰とどのように行うのでしょうか。
どこでお参りをするのか?
神社や八幡宮、お寺など、安産祈願で有名な所は住居の周辺にもあると思います。
自分の場合は、長女のお参りは妻の実家の近くの神社で行い、長男のお参りは自分の実家の近くの神社で行いました。
○○(住んでいる市町村) △△(戌の日の安産祈願) □□(神社)
で検索すれば、ヒットすると思います。
性別関係なく、どちらの実家の近くの神社でお参りしてもよいです。
自分は、長女の場合は妻の姉も行ったなじみの神社で、長男の場合は長女のお宮参り(生後1ヶ月でお参りする行事)を行った神社が「戌の日の安産祈願」も行っていると後になって知ったので、アパートの近くの神社(自分の実家の近く)で行いました。
服装は?誰とお参りに行けばいいの?
お参りの服装は普段着で大丈夫です。
自分の場合は妻は妊婦なので動きやすい服装でした。
自分は長女の時はスーツで、長男の時は私服でお参りを行いました。
スーツ、私服の割合は半々くらいでしょうかね。
スーツの方が写真うつりは良いと思いますが、自分の動きやすい格好でいいと思います。
誰と行くかですが、妊婦さんひとりで、お友達と、パパと一緒に、あるいはご両親と一緒になど、お参りのスタイルも様々です。
自分は長女は夫婦、妻の母親、自分の父親で行き、長男は夫婦、自分の両親のパターンでした。仕事や用事で都合がつかないこともあるので、お参りをできる方で行えばいいです。
でも、妊婦さんのみに任せるのはお産としても大切な時期ですし、家族全体の行事なので良くないですね。
イクメンは仕事や用事に都合をつけて積極的に参加しましょう!
お参りに行けない時は?
妊婦さん本人がお参りに行けない場合は、ご両親やご兄弟など、代理を受け付けている神社やお寺が数多くあります。
代理の方がご祈祷を受ける場合は、妊婦さんの出産予定日、ご夫婦の名前、住所、生年月日などの控えを持参しましょう。
また、郵送でご祈祷の申し込みを受け付けているところもあります。
事前にホームページで確認するか、電話で問い合わせてみましょう。
お参り・御祈祷をもっと詳しく!

では、具体的にお参り、御祈祷はどういった手順で進めていくか紹介します。
未経験だと、どういった手順かもよく分かりませんからね。
まずは神社や八幡宮を調べよう
はじめに「戌の日の安産祈願」を行っている、神社や八幡宮が住んでいる近くにないか調べましょう。
最初から遠くても行きたい場所がある場合は、そこでもいいでしょう。
上で書いたように、パソコンやスマホの検索エンジンで
○○(住んでいる市町村) △△(戌の日の安産祈願) □□(神社)
で検索して、近くで行ったいる神社などを調べて見つけます。
事前予約が必要か、現地で受付をするだけで良いのか、祈祷を行っている時間帯なども含めて調べるようにしましょう。
現地に行ったら、受付時間外とかだったら悲しすぎますからね。
自分の場合は2か所の神社で祈祷を受けていますが、どちらも事前予約不要でした。
現地へ行って受付を行う形ですね。
有名な神社や八幡宮だと受付をしてから始まるまで順番待ちで1時間待ちということもあるので、冬などは防寒対策もするようにしましょう!
初穂科の相場は?いくら用意すればいいの?封筒に包むの?
安産祈願の祈祷をしてもらう時は受付で料金を支払う必要があります。
この料金を「初穂料」といいます。
初穂料のはっきりとした金額は決まっていませんが、5,000円~10,000円くらいを基本の料金に設定していることが多いようです。
目安として初穂料の金額を公開している神社・お寺もありますので、受付で尋ねてみてもいいかもしれません。
ちなみに自分の場合は5,000円にしました。
決まりはないので、各自で判断すればよいでしょう。
重要なのは「安産祈願」を行うことであって、金額ではないのですから。
封筒に前もって初穂料を包んで支払う人もいますし、そのままお金を出して支払う人もいます。
このあたりも各自の判断のようです。
ちなみに自分は封筒には包まず、そのまま財布からお金を出して支払っていました。
重要な事は「安産祈願」を行うことですから!
いただいたお札はどうすればいいのか
神棚がある場合はそこに、神棚がない場合は、目線よりも高く家族が集まるところにおまつりします。
おまつりする時は、封筒から取り出し、文字の書いてある面が東か南を向くようにしましょう。
まとめ:「戌の日の安産祈願」はスムーズに進めよう

いかがだったでしょう。
経験がないと「戌の日の安産祈願」はピンと来ないと思います。
実際、妻から言われずに自分だけだったら、確実に何もせずに終わっていたと思います。
他にも妊娠、出産後にはお宮参りやお稚児さん、七五三など多くの行事があります。
それらは子どもが健康で元気に成長するための行事としてきちんと行う必要があります。
この記事の内容が育児パパさんやママさんの参考に少しでもなっていただければ嬉しいです。
それでは本日の記事はこれで終了です。最後まで読んで頂いてどうもありがとうございました。
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