少し前に、珪藻土バスマットがかなり使えておススメという記事を書きました。
(過去記事:珪藻土バスマットを使ってみた。おススメ4選も紹介! )
記事の中で珪藻土バスマットのデメリットとして、汚れてしまうとお手入れが大変、扱いが悪いと割れてしまう、ということを書きました。
汚れた時は、タオルで水拭きして、日陰で干すのですが、長く使っていると、汚れが染みついてしまってタオルで水拭きしても上手く汚れが落ちなくなってきます。
さらに、汚れが染みつくと、珪藻土の表面の微細な穴が汚れで埋まってしまい、最大のメリットの吸湿性や吸水性が落ちてしまいます。
我が家でも珪藻土マットを使い続けて半年以上が経ったため、先日染みついた汚れを落としましたので、その方法を紹介しようと思います。
また、あわせて、割れた時のお手入れの方法についても紹介します。
まずは水拭き・日陰干しが基本
まず、珪藻土バスマットのお手入れの基本は水拭きです。
シャワーの水をかけるだけでほとんどの汚れは落ちます。珪藻土は目に見えない小さな穴がたくさんあり、その穴が水や湿気を吸い取ります。
洗剤などで洗ってしまうとその目がつまってしまい、カビが発生する原因にもなりかねません。
シャワーで水をかけた後は乾いたタオルできれいに拭き取ります。
水拭きした後は、日陰で干すようにします。
直射日光の当たる高温になる場所に置いておくと反ってしまい、それが割れにつながります。
脱衣所の壁に立てかけて保管するようにすればそれが、そのまま日陰干しになります。
毎日使い終わったら、脱衣所に立てかければいいので、水拭き後も同じように立てかけておきます。
汚れが染みついたら、紙やすり(サンドペーパー)で削ろう!
通常の汚れは水拭き+日陰干しで対応しますが、長期間使って汚れが染み付いた場合は、それでは取れないことがあります。
汚れが染みつくと珪藻土の細かい穴をふさいで、吸水性、吸湿性も低下します。
そんな時は、紙やすり(サンドペーパー)で削って回復させます。
写真は現在家で使っている珪藻土バスマット。
写真で見ると、改めて汚い。
良くこの状態で、普通に使っていたな・・・。
半年以上使い続けると、写真のように所々黒ずんできたり、染みになったりしてきます。全体的に紙やすりで削って汚れ落とし+表面になめらかな珪藻土の凹凸をよみがえらせます。
使う紙やすりは目の荒いもの、細かいもの2パターンを使います。
荒いものは#60、細かいものは#120が良いです。
紙やすりで削ると細かなカスがたくさん出ますので、家の中で作業をする場合は、下にレジャーシートなどを敷いてその上で作業します。それでもカスが舞うことがありますので、おススメは玄関かベランダ等の外で行うことですね。
今回は夜で暑かったので、家の中でクーラーをつけてレジャーシートの上で作業です。
#60の紙やすりで削ると、最初はてこずりますが、次第に慣れてきて良く削れるようになってきます。削りカスもたくさん出る!
表裏を30分ほど削って表面の汚れが取れたら、#120の紙やすりに変え、また表裏を30分程削って滑らかに仕上げます。
カスもたくさん出るし、体力もかなり使う。なかなかしんどい!
夜10時から始めて、とりあえず11時に終了です。
1時間紙やすりで削った後の状態です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、結構きれいになりました!
beforeとafterで並べると結構違いが分かります。
そして、表面も手入れする前はツルツルでしたが、手入れ後は滑らかな凹凸が感じられるようになりましたよ。
翌日から使ってみると、違いは一目瞭然!水の吸収度がまるで違います。
手入れ前は、使った後、表面のツルツル(汚れのせいかな?)で少し吸収が鈍い時がありましたが、手入れ後は一瞬で水を吸収しますし、滑らかな凹凸で足の裏も快適になりました!
ただ1点、良くないことが。室内で作業をした後、掃除機でカスを吸い取ったのですが、掃除機のフィルターにカスが詰まりました!
分解して洗ってきれいにしたのですが、使い続けているとフィルター詰まりの表示で途中で止まってしまうようになりました。
詰まりの表示が出る頻度がだんだん長くなってきたので、いずれ表示はなくなるとは思いますが、掃除機で掃除するのは良くないですね。
ベランダや玄関で作業して、そのまま箒と塵取りで掃除をするのが一番ベストです。
割れても紙やすりで対応しよう
バスマットを置いた場所が段差だったりして、気付かずに踏むと割れてしまうことがあります。
また、端が壁にあたってバキッと割れてしまうこともあります。
そんな時は、紙やすりでしっかりと削って滑らかにしてもう一度使うようにしましょう。割れ方にもよりますが、割れても半分~3/4程が残っていれば角を削って、バスマットとして使うことができます。
割れて使えない部分も再利用が可能です。
小さい部分であれば、綺麗に削ってコースターとして利用ができます!
少し大きい部分であれば、角を削って、物置や引出しの床に置いたり、靴棚や靴箱の中に入れて乾燥材としても利用が可能です。
紙やすりを上手に使って最後まで有効活用してあげましょう!
【まとめ】珪藻土バスマットは紙やすりを使って使い倒そう
珪藻土バスマットは吸水・吸湿性が高く、非常に優れたバスマットですが、洗濯ができないので汚れが染みついてしまったり、割れてしまうことがあります。
そんな時は紙やすりを使って、汚れを落とし、吸水・吸湿性を回復させたり、数を綺麗に削って使えるようにしてあげましょう。
万が一、割れても小さい部分はコースターや、乾燥材として家事の中で再利用することができます。一度買えば、思いっきり使い倒すことができる珪藻土バスマット。まだ使っていない方はぜひ使ってみてください。
本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。
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