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ビルマルクの格言「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」を改めて考えてみる

ライフハック
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人間は日々の生活の中で、色々なことに挑戦する、しなければならない場面が訪れます。

仕事、趣味、家庭、子育て、その他もろもろ・・・。

 

ユウタ(左)
ユウタ

毎日、色々なことをこなさないといけない。

失敗できないし、可能な限り失敗したくないね。

 

そんな中でなるべく失敗しないようにするには、工夫が必要なわけですが、初代ドイツ帝国宰相であるオットー・フォン・ビスマルクは、愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという格言を伝えています。

  

世界中で、子どもから大人まで知っている格言です。

簡単に言うと、愚か者はとりあえず挑戦して失敗してその失敗から学び、賢い者は過去の歴史の事例を調べて挑戦して失敗しない・・・、ということですね。

 

自分も可能な限り、事前に調べてから取り組むようにしていますが、色々と思うことがあったので、少し考えてみようと思います。

 

「経験に学ぶ」とは

「経験に学ぶ」とは

 

仕事や趣味でもそうですが、とりえずやってみる、ということが当てはまります。

具体的なイメージができていない状態なので、上手くいくこともありますが、当然失敗も多くなります。

また、上手くいった時も途中、いくつも穴が発見されることが多く、なんとか穴を埋めながら突貫工事で進めていくことになります。

 

結果的に、大きな失敗がなく、最後まで辿り着き、とりあえずは何とかなった・・・、ということが多いです。

その中で穴を確認しながら改善し、学んでいくことになります。

 

「歴史に学ぶ」とは

「歴史に学ぶ」とは

 

物事に取り組む前に、過去の事例などを文献、インターネット、報告書、人から聞いたりして調べてから取り組むことになります。

前もって失敗しやすい部分を知ることができるので、その部分に注意して取り組むので、上手くいくことが多くなります。

 

さらに、一度行った経験から、他に注意しなければならない穴なども知ることができ、さらに質を高めることができるので、当然改善スピードも上がります。

 

再現性の違いから「歴史に学ぶ」には大きな差がある

再現性の違いで「歴史に学ぶ」に大きな差がある

 

自分は比較的、物事に挑戦する前にいろいろ調べる性格の方ではあると思いますが、どうにも上手くいきやすいものと、上手くいきにくいものがあります。

これは物事のポイントの掴みやすさや、再現性の違いによることが大きいようです。

 

とりあえず、初めての挑戦はどうしても時間がかかりますので、スピードは別にして、失敗の有無で考えます。

また、スピードは遅くても、早くて失敗するとかえって時間がかかることが大半なので、結果、正確性を重視します。

 

歴史に学びやすいもの

歴史に学びやすいもの

 

自分の経験から、歴史に学びやすいもので、企画や書類関係の仕事、システム関係、勉強など、過去の事例を調べやすいものが該当します。

このWordpressを使ったブログ作成も当てはまります。

 

言い換えれば、調べることで自分の頭でイメージがし易く、自分なりに最後までのゴールが頭の中で描けるものです(実際にそのゴールのとおりになるかは別ですが)。

 

こういったものはきちんと調べて確認することで、ポイントを掴みやすく、また再現性も高いので成功しやすいのです。

 

さらに、違っているようで、それぞれの性質も近いので、知らないうちに過去の経験を活かすことができます。

それぞれの経験を積むことで、無意識にポイントの掴み方が分かってくるので、成功しやすいのです。

 

歴史に学びにくいもの

歴史に学びにくいもの

 

歴史に学びにくいと感じるものを紹介します。

自分の場合は、趣味関係のことが非常に多いです(おそらく自分は仕事が企画、事務系だからだと思います)。

 

例えば、魚捌き、市民農園、キャンプ、クロスバイク。

事前に調べるのですが、やはり経験で数をこなしたり、周りの人のやり方を見ていかないと上手く生きにくいのです。

 

魚捌きだと、YouTubeでたくさんの動画を見てから行っていますが、当然、数をこなし時間が経つことで、最初の頃に比べて、明らかに捌き方が上達しています。

 

きまぐれクックさんの動画面白いですよね

 

市民農園でも、作付け方法や土づくり、連作障害などを調べていますが、なかなか上手くいかないことも多いです。

例えば、除草の方法、土消毒、肥料の割合。

 

インターネットや雑誌のやり方だけでは再現できない、書いていないことが多く、かといって掲示板の書き込みの情報だと真逆のことが書いてあることも多いのです。

 

結果として、一定の知識をもとに試しながら、その場所に合った方法を確認し、聞きながら、行っていくしかないのです。

 

こういったものは技術や環境、慣れ不慣れによる部分が大きく、歴史からではポイントが掴みにくい、また外部要因が大きく再現性が低い、ということが多いです。

 

これらは絶対に歴史に学びにくいものです。

 

歴史に学びにくいもの

歴史に学びにくいもの

 

自分は、愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという格言で、「歴史に学ぶ」の中でも学びやすいもの、学びにくいものがあると考えています。

ただ、それでも事前に調べる(歴史に学ぶ)というのは非常に大事で、これを怠ると、上手くいくものも上手くいかなくなります。

 

自分の場合の魚捌きや市民農園も事前に調べるやっていれば、おそらく今よりもメチャクチャになっていたことでしょう。

 

ただ、知識ばかり詰め込みなかなか経験しないことも大問題。ただの頭でっかちです。

 

重要な事は、積極的に挑戦をしながら、事前に調べる努力も怠らないこと。

再現性の違いこそありますが、きちんと歴史に学ぶことを心掛けることが大事だと思った次第です。

 

本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

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