こんにちは、ユウタです。今回の記事はダイロンマルチ、カラーストップで綿パン、ワイシャツを黒染めして新品同様に戻してみた…という記事です。
サラリーマンの自分は、仕事には上下スーツで行くよりも、結構ズボンに黒のストレッチ性の綿パンを履いて仕事に行くことが多いです。
ストレッチ性の綿パンなら脱いで置いておいてもシワが付かないし、動きやすいしとにかく楽なんですよね。
綿パンにワイシャツでなんとなくフォーマル感が出せますし、カジュアルなジャケットを羽織っておけばなんとなくきちんとした格好に見えます。
いつも綿パンはユニクロで購入しているんですが、毎日履きすぎて半年でダメになってしまいます。
その駄目の理由が生地が破れたり、ヘタったりというわけではなく、色褪せて赤っぽくなってしまうんですね。
なんだか、赤色が錆びのように見えて錆びた鉄をまとっているようになってしまいます・・・。
今までは色褪せてきたら自宅で履くようにして新しく購入していたんですが、やっぱりどう考えてももったいない。
生地はまだきちんとしてるのに、履きすぎ+洗濯で色が褪せただけで新しく買い直すのはなぁ・・・。色が戻れば買わなくてもいいんじゃ・・・。
と、考えて調べると
DYLON(ダイロン)の染料できれいに黒く染め直すことができるらしい!
というわけで、ダイロンの染色液、色落ち防止のカラーストップで黒染めをしてみることにしました!
ダイロンマルチとカラーストップを購入
きれいな黒色に染める為にダイロンマルチのエボニーブラックをamazonで購入しました。
黒色に染めるにはダイロンマルチのエボニーブラックとプレミアムダイのブラックベルベットがありますが、エボニーブラックの方が漆黒といった感じの深い黒色、ブラックベルベットは淡い黒色に染まるようです。
また、染まる繊維もダイロンマルチとプレミアムダイで異なります。染める繊維質によって使い分けるようにしましょう。
普段履いている綿パンは真っ黒のためダイロンマルチのエボニーブラックを購入。
また、染め方を調べていると、人によっては染めた後に洗濯等で色が落ちてしまったり、洗濯の際に他の衣類に色が移ってしまったという人もみられました。
そういったことを防止するために「カラーストップ」も必須との事。
値段も高くないのでカラーストップもあわせて購入です。
ダイロンマルチを2袋、カラーストップを1袋購入で1,250円でした。ユニクロで綿パンを購入すると4,000円なので、これで上手に染めることができれば3分の1以下の金額に抑えることができます。
ダイロンマルチは1袋でTシャツ2枚分(250g)、カラーストップ1袋で衣類1kgまでが目安なのでダイロンマルチ1袋でもいいかな・・・と思いましたが旨く染まらないと嫌なので2袋使うことにしました。
ちなみにダイロンマルチ1袋分減らすと800円程になって綿パンの5分の1になります。
事前に用意するもの
色染めするにあたって前もって用意しておくものがいくつかあります。ダイロンマルチ、カラーストップだけでは上手に染まらなかったり、他に色が移ったりして大惨事になる恐れがあるので、事前に用意をするようにしましょう。
- ダイロンマルチ
- カラーストップ
- 塩(30g)
- バケツ(10L程水の入るもの)
- 温度計(80℃までは計測できるもの)
- ハンド泡だて器
- ゴム手袋
お湯や染料を溶かす必要があるのでそのための物の用意が必要になります。また、多少色が移る可能性があるので、そのあたりも考慮しておかなければなりません。
基本的にはバケツや温度計は100円均一のものでなんとかなりますが、温度計は100円均一では売っていないかもしれません(ダイソーでは調理用温度計が400円でした)。
自分の場合は温度計は燻製を作る時に使用する温度計(0~150℃)を持っていたのでそれで代用することにしました。
ダイロンマルチ・カラーストップで染色してみた
さっそく染色作業に移ります。全体の作業時間は100分程を目安に考えておきましょう。
というのも揉んで染めてつけておく時間だけでダイロンマルチで40分程、カラーストップで15分程の計60分程を要するためです。
あとはお湯を沸かしたり、衣類を手で揉んだり、洗ったり片付けたりで40分程はかかります。
また、染める衣類は事前に洗濯、乾燥をしてきれいにしておきます。
80℃のお湯を沸かして運んだりするので小さい子供がいる家庭は子どものいない時間か寝た後に作業をする方がよいかもです。自分は22時30分からスタートして24時を超えました笑
ちなみに、綿パン1着の染色のみの予定でしたがダイロンマルチ2袋を使うので、思い切って古い綿パンをもう1着に黒ペンが付いて着れなくなった仕事の用のワイシャツ1着も一緒に染めることにしました。
ダイロンマルチを500ml(80℃)のお湯に溶かす
ダイロンマルチをバケツにあけ、500mlのお湯(約80℃)で溶かします。通常はダイロンマルチ1袋にお湯500mlですが、ダイロンマルチ2袋をお湯500mlで溶かします。
泡だて器で混ぜるときれいに混ざります。
また、自分はプラスチック製のバケツを使いましたが、色が移ってしまうので色が移るのが困る場合はステンレス製を使いましょう。
6~8Lのお湯(80℃)、塩(30g)を加える
次に80℃のお湯を加えます。通常は6Lのお湯ですが、今回はダイロンマルチ2袋を溶かす+衣類が多いので8Lのお湯を加えます。
さらに、塩30gを加え、泡だて器でしっかりと混ぜます。
衣類を入れて良く揉んで浸ける
溶かしたダイロンマルチに衣類を加え、ゴム手袋で20分程良く揉んで、さらに20分間漬けてきます。
漬けている時も定期的に混ぜて全体に染色が均一となるようにすると綺麗に染め上がります。
また、80℃のお湯はかなり熱いので、手袋でも熱い場合は泡だて器で混ぜるようにすると良いです。
水洗いで余分な染料を洗い落とす
漬け時間が終わったら余分な染色剤を水で洗い流します。カラーストップがない場合は、10回程洗って完全に洗い流すようですが、カラーストップを使うので3回程の洗いにします。
カラーストップで色落ち防止をする
仕上げにカラーストップで色落ち防止をします。
ダイロンマルチ同様にバケツで80℃のお湯500mlに溶かした後、同様に8Lのお湯を加え、ダイロンマルチで染色した衣類を加えて15分程混ぜながら漬けます。
漬け終わったらダイロンマルチ同様に水で洗い落します。
1回目の水洗いでほぼ色は落ちませんでしたが念のため、3回水洗いして、良く絞った後に染めた衣類だけで洗濯、乾燥をして完了です。
【まとめ】ダイロンマルチを使うと綺麗に染めることができる
今回ダイロンマルチ、カラーストップで綿パン、ワイシャツを黒色に染めてみましたが、とても綺麗な黒色に染めることができました。
綿パンは新品同様の黒色に染めることができ、生地もヘタってはいないので一見新品同様になりました。
色もエボニーブラックで大正解でした。
ワイシャツは白色に格子柄のものでしたが、エボニーブラックで染めたところ、シミになっていた黒ペンの跡は全体が薄めの黒に染まって見えなくなり、反対にもともとの格子柄がうっすらと見え、元よりもオシャレな感じになりました。
ただ、結婚式の2次会で着るようなワイシャツになったので、少し仕事には着ていきにくいです笑
でも、もともとが黒ペンが付いて使い物にならない状況だったので、私服でも着れるようになったのでプラスといえるでしょう。
ダイロンマルチ2袋、カラーストップ1袋で綿パン2着、ワイシャツ1着の染は全く問題がないですね。
衣類だけではなく、靴等の色染めもできるようなので、皆さんも色落ちしてしまった衣類等があったらダイロンで染めて新品同様に戻すのがおススメです。
本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。
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