まだ年賀状に労力を費やしてるの?

ライフハック
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なんとも煽ったようなタイトルですが(笑)、毎年年末年始になるとやってくる年賀状を効率的に送りましょうという記事です。

今時まだ年賀状なんか送ってるのかよ、という人も多くなってきていると思います。年賀状の発行枚数も2003年の約44億6,000枚をピークに、2018年用の発行枚数は約29億7,800万枚と3分の2にまで減少しているようです。最近では、

「終活年賀状」、「年賀状じまい」なるものも出てきました。

今年が最後の年賀状になります、というような文面を書いた年賀状を送るというものですが、最近はラインやメール、SNSで十分代用できますし、若い世代から考えれば当然の流れかもしれません。

一方で、おめでたい年明けから「終活年賀状」といった縁を切るような意思表示をするなという声もあります。この辺りのバランス感覚は難しいものです。

自分も年賀状を出すのをやめるといった風潮には賛成ですが、そうはいってもなかなかやめられないこともある年賀状。今回は年賀に関するお金、労力を減らすために自分が工夫していることを紹介します。

結婚すると年賀状枚数が増える

ユウタ(左)
ユウタ

結婚したら送る年賀状の数が前年の2倍以上になった!

結婚式を開いた場合、今まで年賀状をやり取りしている人だけじゃなくて結婚式に招待した人にも結婚式の写真を載せた年賀状を送るのが結構一般的なんですね(最近は結婚式をしないパターンも増えてると思いますが)。

自分は結婚する前は送る年賀状の枚数は20枚程度だったんですが、結婚したら50枚を超えるようになりました。

式に呼んでるんだから実物見てるじゃねえかよ!

という気持ちはありますが、まぁ一般的にそういうものらしく、年賀状の枚数が一気に増えます。

ちなみに結婚式のみでなく、子どもが産まれたりすると子どもの写真を載せた年賀状も送ったりするのが一般的ですよね。

年賀状の値段も上がっている

年賀状も気付けば1枚62円になっています。自分の記憶では50円のイメージが強いので、ここ数年で12円も値上がりしてます。

50枚だと、600円多くかかっていることになります。少ないようですが、家族全員の合算だと地味に高く感じる金額になります。


62円の値上がりですが、郵便料金の改定は2017年の6月です。当年は年賀状だけは2017年12月15日から2018年1月7日まで52円で据え置きにされました。2019年用の年賀状は当初から62円ですね。

2014年からの消費税8%への増税を機に50円から52円に値上がりましたが、平成元年は41円でした。

約30年間で21円の値上がりですね。1.5倍になってます。

ユウタ(左)
ユウタ

ラインもあるし、平均年収も下がっている中で年賀状料金は1.5倍。出すのやめるのも考えるよ。

社会情勢、金額の面から考えても、これは年賀状離れが進むのもやむを得ない気がします。

そうは言っても年賀状を出すのをやめることはできない

年賀状の値上がり、ラインやメールによる年賀状離れは進みますが、そうはいってもなかなか年賀状を出すのをやめる、ということはできないことも多いです。

友達だけであれば、ある程度そう言った対応も可能かもしれませんが、仕事上の付き合いのある方(あった方)等が相手ではいきなり出すのをやめる・・・という結論は難しい所。

いきなり出すのをやめます宣言は難しいので、

年々じわりじわりと年賀状の枚数を減らすのも手だと思います。

年賀状にかかる経費・労力を下げる為に必要な事

自分は結婚して年賀状を出す枚数が50枚を超えた段階で、きちんと管理をして年々出す枚数を少しずつ減らすことを考えました。

また、年賀状は年末の忙しい時期に作成することになるので、なるべくかける労力も減らしたいところです。

年賀状を管理するために自分が行っていることを書こうと思います。

年賀状作成ソフトは使わない

年賀状を作成するのに専用のソフトを使っている方もいるかと思いますが、

お金の無駄なので使わないようにしましょう。

全てマイクロソフトオフィスで代用できますし、なんならオープンオフィスでも代用可能です。

自分の場合は年賀状のデザイン面はパワーポインタで、宛先管理はエクセルで、宛先面への挿し込みはワードを使っています。

デザインについては、ネットで無料で利用可能なテンプレートが山ほどあるのでそれを使えばお金をかけずにデザインを作成することができますし、マイクロソフトオフィスの中ではパワーポインタが一番デザインがしやすくおススメです。一度デザインを作って保存しておけば、来年以降も参考にて作成することができます。

宛先管理については、エクセルで管理しましょう。自分の場合は1つのファイルで年毎にシートを分けて宛先を一覧にしています。あとあと過去の年毎に送った宛先、喪中などの管理も全てできるのでおススメです。

宛先の挿し込みについては、ワードでエクセルの宛先管理のデータを挿し込み印刷を適用させれば、すぐに終わります。宛先管理のデータさえ更新しておけば、挿し込みは昨年のとおりですぐに終わるので時間をかなり短縮することができます。

デザイン作成に30分、宛先管理(データ確認)に20分、宛先挿し込みに5分で60分以内で終了し、あとは印刷して、少し直筆でメッセージを加筆して終了です。前年のデータを取っておけばすぐに終わるので、

年賀状作成の専用ソフトがなくても、マイクロソフトオフィスなどがあればお金も労力もかなり抑えることができます。

出す枚数が少ないようであれば、印刷まで含めて業者に注文するのもありです。

ただ、自分の場合、年賀状作成途中でデータや宛先の修正が可能ですし、年が明けて急遽年賀状を出すことになるケースが発生した場合も、すぐに作成して出すことができるので、自分で作成する派です。

いつ年賀状が届いたかもデータ管理しておく

最終的にお金と労力を抑えるには、出す年賀状の枚数を減らしていかなければいけません。なかなか出す年賀状の枚数を減らすのは難しいかもしれませんが、自分が行っている方法を紹介します。

年賀状を出す宛先管理を行う際に、「自分が年賀状を出した日」、「相手からいつ届いたか」も管理するようにしましょう。

年賀状はおおよそ12月25日まで(一応、毎年郵便局のホームページなどで確認するようにしましょう)に出せば1月1日に相手に届けることができます。25日までに出せなくても、よほど出す意思があれば1月3日までには相手に届きます(1月2日は郵便が休みですね)。

なので、相手から年賀状が届いた日が1月4日以降であれば、「自分が出したのが届いたから相手も送り返してきた」可能性が高くなります。

つまり、もともと相手には年賀状を出す意思がなかったということです。

自分は前年1月4日以降に年賀状が届いた相手はなるべく出すのを控えるようにしています。

年が明けて自分に年賀状が届いたら、すぐに年賀状に届いた日を書き込み、後日まとめてデータに入力するようにすると作業が楽になります。

ちなみに「自分が年賀状を出した日」も管理するのは、相手にいつ頃届いたかを把握するため、翌年年賀状の準備を始める日の参考にするためです。

自分は、結婚して年賀状が最も多い年は55枚でしたが、今年は35枚まで減らすことができました。来年はまた数枚を減らせそうな感じがありそうなので、最終的に25枚前後に落ち着けばと思いながら年賀状を書き続けています。

ストレスなく年賀状の作業をしましょう

年賀状にかかるお金と労力の抑え方について記事を書きましたが、いかがでしたでしょうか。年賀状は一度始めるとなかなか終えるのは難しいものです。ですが、年賀状の代わりになるツールが増えてきているうえ、社会も変わってきている中で、「年賀状」という文化は衰えていくものだと思います。

毎年、年末の忙しい時期の年賀状に関するお金、作業労力を可能な限り減らして快適な年末年始を過ごすようにしましょう!

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