ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアからMVNOの格安携帯会社に乗り換えることは、携帯料金の値段を下げる為に必須です。
実際に自分も、auからUQmobileに変更をして、毎月の金額をかなり下げることができています。
(過去記事:格安携帯に乗り換えてお得に節約しよう!)
その場合、iPhoneをそのまま格安SIMで利用する人と、新しくAndroid端末を購入して利用する人がいます。
大部分の人は値段が比較的安いAndroid端末を購入して使うことになると思います。
iPhoneからAndroidに機種変更した場合、困ることの代表的なことがあります。それが、
SMSが使えない!!
実際に自分も起こって、かなり困った記憶があります。
スマホをUQmobileに変えた。初めてのAndroidだ。
SMSのアプリも入れたから、ちゃんとSMSが使えるかショートメールを送って。
送った
ピローン(自分の使っていた旧iPhone(Wifi環境下))
ファッ!?今まで使っていたiPhoneがSMSを受信したやんけ!?
意味が分からん。
ということがありまして、最初かなり混乱しました。
その後、ネットで調べて解決しましたが、初めて自分でiPhoneからAndroidに機種変更した人だと同じようなトラブルに遭遇した人はかなり多いのではないでしょうか。
今回は、iPhoneからAndroidに機種変更した時にSMSを問題なく使うための方法を記事にします。
SMSを使うためにはiMessageの解除をしなければならない!
使っているiPhoneでそのまま格安SIMでも利用できれば良いのですが、
Android端末を購入して使わなければいけない場合はiPhoneのiMessage機能を解除しないと、送られてきたSM(ショートメール)がAndroid端末ではなくiPhoneに届き続ける
ことがあります。
iMessageはiPhone特有の機能で、友人や知人がiPhoneを使っていた場合、相手のiPhoneからはiMessageを検知して送られてくるようになります。
つまり、iPhoneで使っているSMは、SMSではなくて、厳密にはiMessageということになります。
iMessageはどうやって解除する?
使っていたiPhoneが手元にある場合
Wifi環境下かAndroid端末にセットしたSIMカードをiPhoneに戻せる場合はiPhoneにセットします。
面倒くさいので、なるべくWifi環境下で行う方が楽です。
それから、設定からiMessageとFaceTimeをOFFにします。
この設定をすることでメッセージがiPhoneに届かず、Androidに届くようになります。
自分の場合は、使っていたiPhoneがまだ手元にあったため、Wifi環境下でiMessageとFaceTimeをOFFにして、SMSが使えるようになりました。
使っていたiPhoneが手元にない場合
しかし、既に使っていたiPhoneが手元にない場合もあります。
iPhoneは高価格で下取りをしてもらえるので、既に下取りに出してしまった場合や中古店に売り出してしまった場合もあります。
そういった、既にiPhoneがない場合やSIMカードの大きさが変わってしまいiPhoneにセットできない場合は、Appleの公式ホームページからiMessageを解除することができます。
上記のホームページで電話番号を入力すると、iMessageの登録を解除する確認コードが、Apple から送られてきますので、続いて確認コードを入力して解除が完了します。
SMS、MMS、iMessageとはなんなのか?
iPhoneからAndroidへの機種変更で初めて知ったのですが、iPhoneでSMとして使っていたと思っていたメールは実はiMessageでした。
しかし、そもそもiMessageとは何なのかを調べてみました。
iMessageとは?
iMessage は Apple が提供するサービスで、SMS・MMS は携帯電話会社が提供するサービスです。
iMessage を使えば、iPhone だけでなく iPad や iPod touch でもメッセージをやり取りでき、写真・動画・位置情報・連絡先を送ったり、受け取ったりすることができます。
iMessage の場合、iMessage に登録されている電話番号やメールアドレスが宛先になり、未登録の電話番号・メールアドレスには送れません。
つまり、iMessageはApple製品限定のメールサービスと言えます。
また、Wi-fi環境があれば無料で利用できて、Wi-Fi環境でない場合は通信料がかかります。
SMSとは?
SMSとはショートメッセージングサービスの略称で、携帯電話会社が提供するサービスで、一般的なショートメールのサービスです。
SMS は携帯電話会社の音声通話回線を使うので、メッセージ(文章)しか送受信できません。
SMS を送信する際、メッセージの宛先となるのは相手の「電話番号」です。それは、SMS は携帯電話会社の音声通話回線を利用するからで、そのため送信先は携帯電話に限られます。
送信料はパケット定額の適応外で、同じキャリア同士は無料であったり、他のキャリアに送る際は料金がかかります。
MMSとは?
MMSとは、マルチメディアメッセージングサービス の略称で、SMSを拡張し、画像、音声、動画などのの送受信に対応した機能を持っています。
送受信にはパケット定額が適応されて、料金はメールのデータ量によって変わります。
auとSoftbankはMMSに対応していますが、DoCoMoは非対応です。
MMS は ○○○@gmail.com 、 ○○○@icloud.com 、○○○@yahoo.co.jpのような、通常のメールアドレスが宛先になります。メッセージは携帯電話や PC にも送信できます。
まとめ:iPhoneからAndroidに機種変更する時はiMessageの解除を忘れずに!
いかがでしたでしょうか?
iMessageはApple社独自のメールサービスになります。
独自のメールサービスとしてはとてもいいと思うのですが、iPhoneからAndroidに機種変更した際にiMessage解除の処理をしておかないと、他のApple端末から電話番号でメールが送られてきた時、元のiPhoneでiMessageとして受信することになります。
最初、何も知らずにiPhoneからAndroidに機種変更をすると、うまくSMを受信することができずにかなり混乱をすることになります。
特に、自分で格安携帯に乗り換えてiPhoneからAndroidに変更した時に起こりやすいと思う問題ですので、機種変更をした時は、必ずiMessageを解除するようにしましょう。
それでは本日の記事はこれで終了です。最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。
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